装薬緑4

事後の前進は各個前進

在宅検疫における隔離旅館と民泊の利用について

はじめに

 入国前に投稿するつもりがうっかりしてて入国後になってしまいました。入境後の隔離はホテルを利用するか自宅を利用することと定められていたので、当初ホテル以外の選択肢は無いと思っていました。とはいうものの隔離については自主的な判断に任されているようなので、*1一応検討してみたところホテルと民泊のメリットとデメリットがなんとなくわかってきたので忘備録がてら記事にしようと思いました。グレーゾーンが多いものの台湾の検疫の規程から逸脱しなければ問題ないと判断しました。

検疫隔離について諸々

 そもそも自主隔離ではなく法律で定められたものではあるものの、隔離する場所についてはある程度個人の裁量で決められるようになっています。そのためホテル以外にも自宅の賃貸物件、知人友人宅、民泊を利用した検疫隔離が可能となっています。特にホテル以外の隔離に関しては規程が甘いので比較的自由度が高いです。ただし本来帰国してきた台湾人向けの施策っぽいので外国人の利用は想定外な可能性はあります。

隔離旅館というと国ないし市政府からの認定が必要な厳重なホテルという印象を抱いていると思いますが、どうも正確にはそうでは無いようです。例えば市政府の公認がなくても隔離旅館として営業することは可能なようです。要するにリスト外*2の隔離旅館が存在していてそれを利用することも可能ということです。

実際に私が予約したホテルもジェネリック隔離旅館です。ただ隔離旅館として営業する場合は一般利用客との動線の確保等々行政から基準に従う必要があるみたいです。

隔離旅館と民泊の違い

 一方でAirbnb等を利用した民泊での居家檢疫は大家次第なようで、宿泊可能でも追加の消毒費用が請求されるとか追加で何か請求される場合があります。特に請求されない物件もあります。そもそも消毒自体の義務もないようです。このように民泊の場合かなりさじ加減なところがあるので、自ずと選べる物件は増えます。また、価格面でも民泊は優れていて、安いところだと一泊600元前後で取れます。

ちなみに台北の隔離旅館で最安値と思われる隔離旅館は窓なし3食コンビニ飯で1600元でした。何はともあれ快適性を隔離旅館に求めると2000元以上になると思います。私が当初予約していた宿は一泊2200元で合計33000元でした。

民泊に切り替えた理由諸々

 私自身も隔離旅館一択ではあったのですが、自分で食べるものを選べないというのが自衛隊生活で結構なトラウマになっていることと。そもそも身動き取れない環境で3食しっかりたべるのが存外に難儀しそうだと思いました。また15日後また宿をとるのが面倒かつ費用的に馬鹿にならない(隔離後からアパート入居まで1週間)程度に費用がかかりそうなので民泊での隔離を模索しました。Airbnbで10件ほど問い合わせましたが、隔離使用可能の物件は4軒で内一件は消毒費に1500元必要でした。結果的に価格や立地、部屋の好みを考慮した結果21泊で58,000円の宿があったのでそちらに宿泊することにしました。食費はUber eatsとかFoodpandaを利用しますが、1日600元か高くとも800元以内には収まるので十分ペイできるでしょう。実際に現地で気づいたこと等については後々記事にします。