装薬緑4

事後の前進は各個前進

台湾で辞書が売ってない件

はじめに

 隔離終了後、ゲストハウスの入居やら語学学校の入学登録やらあったわけですが、台北の天気の不安定さや暑さやら、元来出不精ということもあり、あまり遠出をする気分になりません。とはいうものの紙の辞書はわざわざ日本で購入するより現地で買ったほうが良いだろうと思い持参しなかったので、中日辞書を求め書店を巡ったところ意外なことに目当ての辞書が絶版になっていたのです...(ある意味日本語ネイティブの使用を想定した中国語辞書が存在すると錯覚していたのが間違いだが)

台湾で買えるのは基本的に「日漢辞書」

 皆さんご存知の通り日本の中国語辞書というと簡体字ピンインで索引できるものがごく一般的かと思われます。しかしながら台湾で使われているのは繁体字と注音です。ここが結構ややこしいところで、欲しい辞書はピンイン」で索引できる「繁体字」の辞書で用例は「日本語で表記」されているものです。

割と見かける中日辞書は五十音索引のものが多いです。ようするに漢和辞書。発音記号で引ける辞書自体存在が珍しく、あっても注音なのでかなりとっつきにくいです。

 そもそもなぜ現地で購入する予定だったのかというと、日本で購入できる繁体字の辞書よりも使い勝手の良さそうな辞書が販売されていたからです。それが新時代中日辭典というものです。クラウン中日辞典を繁体字に改めたものなので、まさに求めていた辞書なわけでした。

博客來-新時代中日辭典

しかし、絶版

 この辞書を求め台北駅近くの重慶南路にある書店街、紀伊國屋書店ジュンク堂書店、誠品書店信義店へと足を運びましたが、やはり絶版ということもあり、取り扱いはありませんでした。新本での入手は不可能なようです。ちなみに私は結果的に行かなかったのですが、もしかしたら古書店での取り扱いなら可能性があるかもしれないです。

最終的に実店舗での購入は諦めたので、ググったところ蝦皮購物で偶然当該の古書が出ていたので購入しました。送料込み460元だったので結果的に安く購入することができました。たまたま運がよかっただけですが。

辞書は持ち込み推奨

 現状台湾で中日辞書の購入は諦めたほうが良いかもしれません。英語ができるなら英語版の辞書であるとか、小学生むけ国語辞書を使っても良いかもしれません。ただ、すでに簡体字の中日辞書を持っているなら持ち込んだほうが良いと思います。それこそ電子辞書があるとクラスでめちゃくちゃ捗るのでケチらず買いましょう。