装薬緑4

事後の前進は各個前進

華語文奨学金に落ちた話

 お久しぶりです。退職して留学しようと検討していた最中コロナで出鼻を挫かれてしまいました。そんな中ではありますが、本題に入ります。

 華語文奨学金は台湾で台湾華語の語学研修にいく人向けという奨学金として設定されているプログラムの中では結構珍しい部類だと思います。このプログラムの詳細はプログラム元を参照してください。

https://www.roc-taiwan.org/uploads/sites/44/2018/02/2020%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E6%95%99%E8%82%B2%E7%9C%81%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E8%8F%AF%E8%AA%9E%E6%96%87%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E5%8B%9F%E9%9B%86%E8%A6%81%E9%A0%85-1.pdf

 

 大雑把に言えば書類選考のみの一発勝負なので、慣れない人にはかなり難儀するかと思います。とはいってもターゲットとしている層は高卒から学部在学中くらいの年代層がメインとなっていると思われるので、かなりクオリティを求めているのか?と言われればそんなことはないかもしれないです。

 社会人の募集というパターンはなくはないものの合格者の枠は少ないのかなという印象です。ただブログやSNSで確認できる人の多くは学部在学中か既卒のパターンが多いような印象です。もとより社会人で苦労するのは、書類を作成するまとまった時間が取りにくい(特に去年は災派も多かったので...)ことです。特に難儀したものとして推薦状が挙げられます。このプログラムでは推薦状2通を用意する必要があるのですが、ここが結構ネックで卒業からある程度時間が経っているとゼミの教授以外と連絡がつかななっていて、結局職場の上司に一筆書いてもらうことで2通確保しました。学長の推薦が取れるならそれが一番いいです。

 おそらく本プログラムで一番時間がかかるのは学習計画だと思いますが、まず募集要項をよく読み込んでから書き始めましょう。また、プログラム元の留学報告書を参照するのもいいと思います。どういった目的を持った人が合格して、どのような学習計画であったのか垣間見られることができます。

https://www.roc-taiwan.org/uploads/sites/44/2018/02/2020%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E6%95%99%E8%82%B2%E7%9C%81%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E8%8F%AF%E8%AA%9E%E6%96%87%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E9%87%91%E5%8B%9F%E9%9B%86%E8%A6%81%E9%A0%85-1.pdf

内容にして3000字とありますが、大体2800〜3300字くらいが一般的なので意外と字数的には結構タイトなのかなと思います。学習計画に要求されているトピックスがあるので、各章毎に字数を予め決めておいてより重要な項目に字数を割くような形式で作成しました。

 特に学習計画に関しては見てもらえる人がいるといいかと思います。大学に在学中なら指導教官を頼るのもいいですし、留学の経験がある人や大学院生の人であればこういった書類を作成しているはずなので、形式的な点でも助言してもらえると思います。社会人となるとゼミの教授に頼むというのもやりにくいので、大学院に通っている友人を頼って3ヶ月かけて作成しました。内容に関してはこういったプログラムの内定をいくつも持っている友人からのレビューを受けているので、内容として悪くないものの申請者自身の経歴的にあんまり良くなかったのかな?(GPAが良くない)という気はします。

 結果としては奨学金獲得とはならなかったものの、こういった経験をすることもいいかと思いました。特に留学に際しての目標や目的について考える機会を自ら作れたのは、雲を掴むような心境から脱してより現実的な方法を模索することができました。

特に大学院進学に際してのテーマについて考えるきっかけとなったので、やった甲斐があったのかなと思います。社会人での内定は少し難しいかもしれないですが、内定をもらっている方もいるのでやるだけの価値はあるんじゃないでしょうか。

あと、Windows officeは必ず導入しましょう。

学習計画書が見たい人は書面なら見せられるので読みたければ連絡してください。